2020/12/10

陰と陽

なにごとにも陰と陽があり、その陰の内に、陽の内にもまた陰と陽がそれぞれある。

ここ1ヶ月はまさにそれを体感してた。

 

コンディションが整わず寝っぱなしになっている、

そのことがなければ相変わらず◯◯しないと、という焦りだけがあったと思う。今はあることに向けて体調を整えたい時期だから休めてちょうどよかったのかもしれない、とやっと思えた。 寝ている間も痛いし痒いししんどかったけど、そのことに対して陽の面が見えた。ただし、寝っぱなしになる日が多くなると、生活のペースがガタガタになった(笑)

 

家事がますます整わなくなった。以前からルーチンはなかったけどますますバラバラになった。

手洗いする洋服がいくつかあったけど、それをする気持ちの余裕がなくなり、天気を気にしながら洗濯する余裕もなくなり、全乾燥で洗濯をまわしはじめた。干す、取り込む手間はなくなったが、衣類の痛みが早くなった。ペースを一定にしない代わりに、コンディション次第で波が大きくなり、きっちりルーチンを回すことの強みと安定を知った。


私は私、の意識を大切にした。

これだけ整わない日々が続くと、周りの人はアレコレ進んでいるのに自分だけ停滞しているという気持ちが何度もわきあがった。いつでもどこでも自分のペースが大切だけど、今年はよりそれを痛感した。

 

視点の置く場所を模索するようになった。

症状のある場所、痛いという感覚に持っていかれると全てがそれになってしまう。スマホで漫画や動画を見ると、意識や視点が外に向くので多少痛みや痒みの感覚が緩和した。かといって、ずっとスマホを見ているわけにいかないので、ふだん(こうやってPCに向かっているときも)少し自分の意識を広げて、両手を広げたくらいの球体として存在しているふうにぼんやりとしてみることは、痛みや痒みの緩和に役に立っている。


サムシンググレートとのつながりを意識し始めている。

さっきの話の延長でもあるが、痛い痒いというフォーカスは同時に「辛い」という感情も生んでいた。その状態からサムシンググレートの視点にパッと切り替わったときがあって、「身体が一生懸命なおそうとしている」という感謝と至福の気持ちに包まれた。本当に、視点の置き所一つで感情が180度変わるんだと体験できた。

 

少し前に、炎症が終わらない限りモヤモヤとしんどい思いを続けるのは何かが違うよな、と思った。ご自身がガン患者の方、パートナーの難病を看病している方でも、驚くほど朗らかな方にお会いしたことがあったからだ。そのことを思い出して、今この炎症がある状態でまったく違う心持ちになることはできるはず、と思った。(もちろん、その少し前には「辛いけど大丈夫だ」と変に自分を勇気づけて「辛い」という感情を感じられていなかったな、というプロセスがあっての今で、なんでもかんでも切り替えることがヨシとは全く思わない。) 


サムシンググレートとのつながりを意識したほうがいいな、と思ったときに、初めて長い炎症生活での"ポジティブ"を発見できた気がして嬉しかった。今までは、炎症=ネガティブとしか思えなかったから。予想もしないタイミングでポジティブが見つかった。

小さなことでは、家の中でいかに楽しむか、という視点が生まれたのもとても良かった。久しぶりに縫物が好きなことを思い出せた。こないだ作ったポーチもとってもかわいかった❤

他にも、もっと大きな繋がりを見たときに、今年コロナや炎症のおかげで、と思えることは本当にたくさんあった。

陰陽五行のたくさんある意味のうち、もひとつ好きなものがあって、それは「すべては常に変わっている」ということ。昼夜季節がつねに少しずつ変化しているように、「炎症もずっと辛い、ではない。」とわかっている。

それから上に書いた「すべての物事には陰陽両面ある」というのも好きな意味の一つ。陰陽両面を見られることは、私にとって豊かさの一つ!あと、◯◯は悪だ、という情報がたくさんあるけど、それが物事のすべてではなく一面にすぎない、ということがわかっている。何かの結論を出したり感情を揺さぶるには善だ悪だと決めたほうが手っ取り早かったりするけれどもね。

久しぶりにPCに向かって長文書くこともできている。ここ1ヶ月ブログを書いていなかったことに気づいた。 

いろいろポジティブなことも書いたけど、今現在、やっぱり「痛い」し、風の時代!グレイトコンジャクション!とそういう記事を見ない日はないけども、私は自分の炎症で手一杯です(笑) それでも、私も、あなたも、世間も、コロナも、今もかたときも止まらず、常に変化のうちにある、ということは希望です✨



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