2019/10/27

芋掘りから宇宙が見える❤

さつま芋掘りに行って、こんなことを思った。

その対象をよく観察すること。
その対象の自然な状態に抗わないこと。
それが一番早くうまくいく。

世の中にいろんなハウツーはあるけど、何冊本を読んだりセミナーに出るよりも、自然観察から学べることは本当に本当に多いと感じます。

自然な状態に抗うって、大体なんでもキツイよね。



さつま芋は、土の中に隠れています。それを軍手で掘って探します。

どこにどんな大きさの芋があるか、わからないから、掘っていくとだんだん感覚優位になります。

この子は大きいな~。あれ、意外と小さかった!掘って姿が見えて初めてわかる。

いくつか品種があるみたいで、30cm以上のなが~い子もいました。変な形の子もたくさん。スーパーに出ているのはある程度形が揃っている、あれはハネてるからだね、って、忘れていたことを思い出す。

あ、見えたと思って早々に取りだそうとすると折れる(笑)

しばらくすると、こちらの方向にはえてるのだからこう抜こう、とか、今はまだ抜くのは早いな、もう少し掘ってから、とか、力の入れる方向やタイミングを見極めて、折れずに、それどころか力をほとんど入れなくても抜けるようになるわけです。

なるほど。

ちゃんと状態を観察して、
ちゃんとタイミングがあって、
不自然なベクトルにパワーをかけなければ、自然の方向にうまくサポートする力を働かせれば、
びっくりするくらいに自然に、スッとうまくいく。必要以上の「りきみ」はいらないのだ。



ひさしく名刺を持っていませんでした。
最近は知り合うとSNSだし、なくても困らなかった。

でも、急に作りたいって思ってね。
仕事するんだから名刺必須とか、そういうんじゃなく、ごく自然に。

で、どうせ作るなら「とりあえず」じゃなく「これがいい」っていうのを作りたいと思ったら、ちょっとこの人に見てもらってから印刷出したいな、ってセッションをお願いして、ごく自然に。

ほんとうに思いがけず、とてもいいものができた。自然のタイミングってすごい、って感動した。



こんなとき、ほんま先生の言葉を思い出します。

キネシオロジーのセミナーなので、セッションに際する心構えとしての言葉です。どうしても、早く治りたい、変わりたい、早く治したい、というエゴが双方出てくることがありますが、そういうのに対しての言葉。

一度に全てを解決することは必ずしもいいことじゃない。歪みが出てきてしまう。すべて物事にはタイミングがある。

こんな言葉でした。完璧主義ですぐに解決したがる私には、だいじな言葉です。

自然を観察すればわかるの。

種をまいて明日に実がなるなんてありえない。ゆっくり、太陽や土、水、風の力を借りながら、実になっていく。

秋に色づく柿の実が、夏に青く小さく成っているのを見るのが好き。ゆっくり、ゆっくりね❤

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